２軸炭車など、三菱マークの車両が増えそうなので、走行不良だった同じく三菱鉱業所属と想定したワーゲンのワブを整備することにしました。
このキットを組み立てた方はご存じと思いますが、１点支持側の台車の遊びが大きすぎ、カーブで首を振ることにより床板に固定されたブレーキシュウにタイヤが接触しショートしてしまうのです。そこで今回解決策としてブレーキハンガーもろとも台車側に取り付けました。こうすれば台車がカーブで首を振ってもショートしないわけです。
加工は至って簡単、台車に１．０×０．４帯材を渡し、これにブレーキハンガーを瞬間接着剤で取り付けただけです。こういった、取り付け面積の小さいイモ付けのような場所には、普段全幅の信頼をおいている低粘度系（模型用瞬間）より高粘度系（プラスチック用）瞬間接着剤の方が作業性がよいことを改めて再認識しました。